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- ■ ライフゲームについて ■
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- 「ライフゲーム」は、数学者コンウェイ(John Horton Conway) によって考
- 案された、一種のシミュレーションゲームです。パターンの変遷が生物の誕
- 生や死滅、世代交代と似ているため、「ライフ」と命名されたようです。
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- ルールはいたって簡単で、以下の三つです。
- 1)生存
- 周囲の石が2個または3個である石は次世代に生き残る。
- 2)死滅
- 周囲の石が1個以下(孤独)、或いは4個以上(過密)である石は次世
- 代で死滅する。
- 3)誕生
- 周囲の石が3個である空のますめのには、次世代において石が置か
- れる。
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- * ここで言う「周囲」とは、上下左右及び斜め方向の8個のますめ
- を指します。また、変化は同時に起きることに注意してください。
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- これらの「生成規則」による変化は、美しく(そうでない物もあります・・
- ・・・(^_^;))、予測困難なものです。それがまた、ライフゲームの面白さで
- もあります。
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- 「ライフ」の最終形態をまとめると、概ね以下の様になります。
- 1)完全に死滅する。
- 2)安定して変化がなくなる。
- 3)一定の周期で同じ同じ変化を繰り返す、振動状態に陥る。
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- 実際には、2)と3)を組み合わせた形で終わる事が多いようです。まれに
- 移動するものや、際限無く増え続けるパターンも有りますが、これらは、例外
- と言っても位で、発見するのは非常に困難でしょう(新たに見つけるのは、と
- 言う意味です。サンプルデータの中には幾つか入っています。特に、グライダ
- ーを吐き出しながら移動していくものなどは傑作です。(^_^))。
- コンウェイは当初、どの様な図形も際限無く増え続ける事はない、と予想し
- ていましたが、今日までに幾つか発見されています。その代表的なものが「グ
- ライダー砲」です。これは、「振動」しながら一定の周期で「グライダー」を
- 吐き続ける(永久に)ものですが、「外部から何の供給も受けずにグライダー
- を作り続ける工場」に見立てることもできますね。
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- この様に(どの様にでしょう??)ライフゲームには、面白いパターンがた
- くさん有ります(おそらく無限に・・)。みなさんも、秋、ぢゃなくて冬の夜
- 長、このライフゲームの幻想的な世界に浸ってみるのも、また一興かもしれま
- せん。そして、何か面白いパターンを見つけたら、是非教えてくださいね(^^;)
- 。(結局これが言いたかっただけかもしれない・・・)
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- 最後に、参考文献を二、三ご紹介しておきます。
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- *別冊サイエンス、「数学ゲーム1」 日本経済新聞社
- *「LIFEGAMEの宇宙」 日本評論社
- *「数理パズル」 中央公論社
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- 私などは、ただぼ~っとパターンの変化を見て楽しんでるだけですが(^^;)
- 結構奥の深いゲームですので、興味を持たれた方は一冊読んでみても損は無い
- と思います。特に二冊目なんか面白そうですね。私は持っていませんが・・。
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- 1991/01/16:
- MHF01164 ASF
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